68日目

フェミニズムの人に、何をきっかけにフェミニストになったかを聞いた。
「女性だから頑張らないと」と思っていたけれど、そもそも「女性だから頑張らないといけないっていう構造がおかしくない?」と気づいたのだそうな。

私は確かにその枠組みもおかしいと思うけれど、「男性だから男性らしくあるべき」「障がい者はかわいそう」「地方に税金を投ずる必要はない」みたいな、何も現状を見ていないふわふわした世間の意見全般が大嫌いなんだなと。

そして、その風潮を私が変えようというのではなく、そんなものからは逃げて、もっといい国で生きたいと感じた。

68日目

実家に帰ってきて、何も言わずに部屋が整理されていたり、ゴミだらけの空間が綺麗になっているのを見て、
勝手にやるな、という反発の気持ちと、何も頼まなくてもやってくれることのありがたさを同時に感じている

やっぱり実家にいると甘えちゃうな、自分がいつまで経っても何もできなくなってしまう
実家にいるということは、少なからず親の言うことには従わないといけないから、自分のやりたい、やりたくない、と言う気持ちが弱まってしまいそう。

66日目

体調が悪くなると、急に弱気になる。
このままやって行けるのかな、就職活動しなくて大丈夫かな、とか。
でもこの年になって、やりあくないことをやる必要はもうないとも思うし、
思いっきり好きなことをやっていた方がいい気もしてきた。

運命に身を任せるのは少し怖いけれど、きっと未来の私がどうにかしてくれるから。

65日目

周りに対しても、自分に対しても素直な人になることが、私の目標。

周りの圧力に負けず、でも相手の言っていることも理解して、自分の気持ちも大切にしたら、自分が一番輝けるような気がする。

今は、ジャーナリストになりたいと思っているけれど、多分他の業種でも素直になることを貫いたら、うまくいくんじゃないかと思う。

64日目

適当に撒いたタネが、思わぬところで芽を出して、成長してる。
ちょっとだけ入って、中途半端に関わってしまった団体が多すぎて、そのつながりを使ってくれる人には申し訳ない。
今まで紹介してもらうばっかりだったけれど、今度は私が紹介する番になって、
色々な人をつなげることの楽しさとか、迷いとかも感じるようになった。

63日目

スキルも、経歴も、言語運用能力もない、知り合いもいない、文化も歴史もわからない。会話の仕方がわからない。

こんな状態で、海外のコネ社会で生きていけると思う?

日本だって、スキルと経験がなければ生きていけないのに、「やりたいこと」とか言っている場合じゃないかもしれない。
さらに言語の壁があって、咄嗟の判断力、思考力、自己表現力が全部落ちるのよ。
せめて言語だけできるようになってから渡欧したい。

 

62日目

選択肢が多いことが正義じゃない。
その選択肢の中でも、どうやっても自分が叶えられなさそうなことだってああるし、材料が増えれば増えるほど考える時間が必要になる。
今あるものの中で、いかにして自分を磨いていくかを考える時期に来たのかもしれない。

61日目

笑いは、自分の常識からかけ離れたものに対して、そのギャップや、恐怖や、興味深さを感じるから起こるのだと思う。
ジャルジャルの、オンライン会議中に寝ているコントは、「オンライン会議中には寝転がってはいけない」という常識が浸透しているから受けた。

逆に、笑えない時は二種類あって、

・そもそも共通言語となるような常識、前提を知らない
北朝鮮アメリカンジョークを言っても通じなかったり、日本のお笑いが海外に通じなかったりするのは、常識が違うから。
・コメディアンにとっては非常識でも、聴衆にとっては(意識的でも無意識的でも)常識である時
独り言を言うコントを見て笑えない人は、その人が日常的に独り言を言っているから、自分が嗤われているように感じる。
戦争の風刺画もその一種だと思う。
後者の場合、聴衆はなんとも言えない苦い感情になる。

コメディアンは、常識を持っていないと笑いを起こすことはできないし、常識を聴衆と共有していないと場を作ることはできない。

 

と、先月のコントを見て思った。

60日目

いくらいい選択肢があったとしても、それの善悪が判断できなかったり、その選択肢が当たり前だと思っていると宝の持ち腐れになってしまう。

そもそもたくさん選択肢がある方がいい、という世界線に生きているけれど、それも絶対的に正しいわけではない。選択肢を知らない方がよかった、ってこともある。

59日目

春が来た。

みんなは、どんな思いでこの春を迎えるんだろう。
新生活にワクワクしている人も、去年と相変わらず同じ生活を続けることに疲れる人も、全く無知の世界に飛び込んで不安な人もいる。

この春やりたいこと、この春から心がけたいことはたくさんあるけれど、
今のフレッシュな気持ちを大切にして新年度を迎えよう。